日本最大の遊郭と呼ばれる「飛田新地」では昔からあるその独特な文化には、独自のルールがあります。
飛田新地の求人を見ると「自由出勤」「1日だけの出勤可能」や「高単価」といった魅力的な言葉が並んでいます。
しかし、いざ働いてみると求人情報と募集内容と違うということも。

この記事ではそういったトラブルを防ぐために飛田新地の勤務時間とお仕事やルールについてご紹介致します。

飛田新地が自由出勤って本当？

求人に書いてある勤務時間には「自由勤務」「好きなときに働ける」「1日だけの出勤可能」といった内容を見かけることがあります。
しかし実際には飛田新地では求人内容の通り「自由勤務」で働けると思い応募しても面接の時点で落ちてしまう可能性があるのです。

なぜなら飛田新地には特有の仕組みがあるからです。
ファッションヘルスやソープランドなどの店舗型風俗店の場合はシフト制で自分の予定に合わせて出勤日を決めることができます。
週3回ぐらいの出勤を希望する場合もあれば
仕事や学業で忙しいときには月1回勤務に減らしたい・・・など働き方に関してはこちらの希望通りになることが多いです。

しかし飛田新地の場合は店舗型風俗店と仕組みが違うことから「自由勤務」といった働き方は難しい場合があります。
もちろん、お店の中には本当に自由勤務や出稼ぎなどの期間限定として募集している場合もあるので、面接の際に事前に確認することをおすすめします。
従来の店舗型風俗店、飛田新地どちらで働くにしても、不規則なシフトより固定シフトの方がお店やお客さんに喜ばれるのはわかりますよね？

出勤に安定感のない女性よりお店は女性管理が楽になりますし女の子の予定が分かっているとお客さんは指名しやすくなるからです。
基本的には自分が出勤できるよう無理なくシフト固定にして、予定があるときだけお休みにするといった方法が稼ぎやすくなります。

店舗型風俗店との違いは大きくわけて2点あります。

1つ目は、飛田新地は「料亭」として営業し、店舗型風俗店の場合は、風営法に基づいて営業している点です。
飛田新地は表向き料亭としているので、部屋にはシャワーはなくお客さんもシャワーを浴びることはありません。
店舗型風俗はシャワーやベッドをはじめ接客に必要となる設備がすべて揃っている風俗店のことを意味します。
店舗型はお客さんにシャワーを浴びてもらうことができるので清潔にしてからプレイをしたいという人には向いているでしょう。

2つ目は、飛田新地のプレイ時間は他の風俗店に比べてもかなり短い点です。
飛田新地は、お客さん次第ですが、最短15分のコースがあります。
そしてサービス内容が簡単なので、女の子の体への負担が少ないのが特徴です。
それに比べ店舗型風俗店の場合は、60分～120分とお客さんによっては長時間相手をする必要があり、女の子の負担が大きくなる場合があります。
店舗型風俗店の場合は1回の出勤で3〜4時間だけと短い勤務でもOKとされることが多いです。

店舗型風俗ではお客さんを少数相手にして仕事を終らせるといった働き方が可能です。

しかし飛田新地は、料金がやや高いことから短いコースを選ぶお客さんが多いです。女の子は体の負担を少なく回転率を高くすれば大きく稼ぐことができるでしょう。

接客も特殊です。
入り口には女の子とお客さんを招き入れるおばさんが2人います。
風俗店だとお客さんはネットや店内でパネルを見て女の子を選びますが、飛田新地の場合は入り口で座っている女の子を直接目で見て選びます。
飛田新地の営業時間はお昼〜24時までです。
1店舗ごとのお店は小さい旅館のようなところで昼はお客さんが少ないので2人の女の子で回します。

夜の忙しくなる時間でも、最大3人の女の子だけでお店を回すのが特徴です。

もちろん、家庭の事情や仕事の都合でお昼しか働けないといった人もいるでしょう。
その場合、面接時に話しておくことで配慮されることもあります。
出勤人数に制限があることから固定シフトで安定して出勤できる人を中心にシフトが組まれます。
そうなると中々出勤ができなくなり、リピーターも付かず思っていたより稼げないといったことが起こるのです。
短い時間しか出勤できないのであれば、お客さんに次も来てもらえるよう接客を丁寧にするなどといった工夫が大切になります。

お店から重宝される時間帯は、17時〜ラストまでの時間です。
忙しい時間帯でもありラストまでは電車の都合で働けない人もいるので、ラストまで働ける人が喜ばれます。

飛田新地の独自ルールをきちんと知ることが大切

飛田新地での働こうと考えているのであれば今までの風俗店と仕組みが違うことを理解しておくことがとても大切です。
営業の仕方も全然異なるので独自ルールが多いのです。
求人情報に「自由勤務」などと記載があるのであれば、いきなりそこへ飛びつくのではなく
飛田新地のルールを知っておくことで求人がホントかどうか見抜くことができます。
1日に働く人数を抱えることができないので、そうなると固定シフトを希望している人からシフトが決まっていきます。
なので急にこの日が空いたから働きたいと思っても働けないということが起こるのです。

もちろん中には自由勤務としているところもあります。
しかし、条件を設けている場合もあるので注意しましょう。

まとめ　トラブルになる前に事前に確認することが大事

いかがでしたでしょうか？
飛田新地の求人に書いてある勤務時間は半分ホントでも半分はウソの可能性があります。
もちろん、自由に働けるお店もあるので、そこで働きたいなと考えているのであれば1度面接に行ってから勤務体系について聞いてみることをおすすめします。
事情によっては、融通をきかせてくれることもあります。
求人情報だけを鵜吞みにして頼りにしてしまうと、働いたあとに固定シフト必須といったことになりかねません。
大事なのは確認することです。
思っていたのと全然違うといったことにならないようにトラブルになる前に必ず事前に確認しましょう。